シュロニガーの代表者変更について
弊社CEOクリストフ・シュバッハ氏は、過去11年間の素晴らしい成果を成し遂げた後に新たなプロフェッショナルな挑戦をすることを決断し、シュロニガーのCEOから9月末日をもって辞任することとなりました。彼のシュロニガーでの在職期間においては、彼の指導の下、新規の技術開発に加えデジタリゼーション、さらにはオートメーションやテストシステムへの市場進出及び拡大を果たし、それを通して国際的な技術力を持った企業として、シュロニガーを導きました。そしてそれは、ワイヤー加工及びファンクション・テストシステム市場への参入のための下地づくりを行ったことにほかなりません。特筆すべきは、昨今において重要になりつつあるテスト技術及びテストオートメーションのための部門を設立したことです。本年度のコロナウイルスのパンデミック状況にも関わらず、シュロニガーは5年以内にテストシステム市場をリードするポジションを獲得するに至りました。そしてそれは、米国にあるCirris Systems Corporationの買収によりまさに達成されたものです。また、クリストフ・シュバッハ氏のリーダーシップの下に、シュロニガーはDiIT GmbH - ケーブルセットやワイヤーハーネスの製造のための製造実行システム(MES)の国際的なリーディングサプライヤー - を買収いたしました。さらに、戦略に則したパートナーシップを多数実現してきました。
クリストフ・シュバッハ氏の後任として、マイケル・ウェイズ氏がCEOに就任することになりました。マイケル・ウェイズ氏はFachhochschule(技術大学校)で、ロボット工学及び気経営学とともに、オートメーション技術を学びました。彼は、ドイツ、オーグスブルクに本社があるKUKA AGのビジネスセグメントであるKUKA Systemsにおいて、過去4年間ゼネラルマネージャーに就任しており、同時に、2年半EMEA Division Automotiveの社長兼CEOに就任しておりました。ロボットメーカーのKUKA - 生産システムのコンセプト、計画、及び導入、それに加えて、自動車産業におけるシステムインテグレーション、製造手段への投資において国際的な視野で運営されている企業 - でのリーダーとしての経験が、シュロニガーグループに、大いなる専門技術力の推進をもたらすことでしょう。マイケル・ウェイズ氏は、ドイツ国籍であり、正式なシュロニガーでの就任日は2020年9月14日となります。